死を迎える勇気1
今はまだ死を迎える勇気はない。
二十歳前後の時は無謀にも死を甘く見ていたそして考えも無しに突っ込んだ。
27の時に死を覚悟する様な出来事があった。そして恐怖で心が折れた。それまであった弟とかの命より自分の命は軽い。と言うよりも弟の命の方が重いと思っていた所があった。だけどその時、自分の命を急に奪われそうになり咄嗟に何よりも先に自分の命を助けた。反射だった。そしてその後に訪れた恐怖に心から何よりもまず自分の命を優先した事実に愕然とした。そして認めた。その事で心の信念に近いものが折れた気がした。
歳が32を過ぎた頃から死が特に自分の死を恐怖した。過去の恐怖と歳をとっていく事実に死の歩み寄りをかんじた。